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【名前】 ニンジャブラックキー 【読み方】 にんじゃぶらっくきー 【登場作品】 海賊戦隊ゴーカイジャーゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦 【初登場話】 第3話「勇気を魔法に変えて~マージ・マジ・ゴー・ゴーカイ~」 【分類】 レンジャーキー 【使用者】 ゴーカイグリーン 【大いなる力】 ○・第46話 【海賊戦隊ゴーカイジャー】 『忍者戦隊カクレンジャー』のニンジャブラックの力が宿るレンジャーキー。 モバイレーツで解錠し、ニンジャブラックへ豪快チェンジ、能力を使える。 カクレンジャーの大いなる力によって、番外戦士となるニンジャマンを巨大化した状態で召喚が可能。 ゴーカイグリーンが主に変身するが、第3話ではゴーカイイエローが変身している。 【ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦】 「黒十字王」の特殊な銃にて撃ち出され、ニンジャブラックへと実体化する。 更にはゴーカイジャー、ゴセイジャー、ゴセイナイトの2大戦隊の想いへ応え再度実体化した。
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日時:2019 12月14日(土) 10~18時 場所:学生会館(予定) レギュレーション 使用可能ルール:基本1・2、AF、戦記DB、上級 百花繚乱はPL側が持っているのであれば使って構わない 使用禁止スタイル:なし(ただしセッション前に作成を終えていること。サポートが必要であればGMに相談すること) PCレベル:15 マスコン 国ルール:使用しない 「バルレアの魔城」の戦いから2年。 「バルレアの瞳」跡地には中立都市ノーツァルが建設され、バルレア三国による統合の象徴として平和が保たれてきた。 しかし、ノーツァルには世界を滅ぼすほどの力を秘めた投影体の脅威が迫ろうとしていた。 グランクレストRPG「バルレアの魔城」After story「真夜中の奏者」 混沌を収め、聖印に至れ! PC名 ミリア ベルナール 君はアストロフィの一都市ジャーニーで武官として働く君主である。ある日君が中立都市ノーツァルに立ち寄ったところ美しいヴァイオリンの音色を耳にする。音色につられて向かった先には黒いドレスを身にまとった妖艶な美女がヴァイオリンを演奏していた。 因縁 黒衣の奏者 推奨感情 メイン 任意 サブ 興味 真夜中にヴァイオリンを演奏していた美女。投影体のようだが、何か悪さを企てているようには感じない。真夜中にわざわざ演奏しているのには理由があるらしいが・・・。 PC名 サラ・アクランド キミはウィステリアの盟主である。 最近、ノーツァルに向かう街道をゆく商人たちが投影体に襲われているという報告をうけたキミはそこで街道の警護に配下を派遣した。だがその配下達は投影体に返り討ちにされてしまう。 今回出現している投影体を危険だと判断したあなたはノーツァルと連絡を取り、三国の戦力を集めるための準備を始めた。 因縁:キミの配下達 関係:部下 推奨感情 メイン:任意 サブ:心配 街道に出没している投影体と交戦になり返り討ちに合ってしまった。部隊を率いる将たちは一命をとりとめているが、重傷でありすぐに動ける状況ではない。 彼らがいうには、投影体の前では部隊の一般兵士たちは動けなくなってしまうような凄まじいプレッシャーを放っており、彼らも普段の力を出すことができなかったという。 PC名 ダリア・ノート キミはウィステリア盟主サラ・アクランドに仕える魔法師の一人である。 現在キミは負傷した弟弟子の代わりにサラの補佐を行っている。 ウィステリアからノーツァルに向かう街道に出没する投影体に関する情報を収集していると青い帽子をかぶった青年に話しかけられる。 彼は件の投影体のことを知っているようでキミに対して取引を持ち掛けてきた。 シアン(偽名) 関係:取引相手? 推奨感情 メイン:任意 サブ:不信感 キミに投影体の情報と引き換えに取引を持ち掛けてきた青年。 もし討伐隊が編成されるなら自分も参加したいのだという。 しかし、キミは彼の言葉をあまり信じる気にはなれない。 PC名 ウルーカ・メレテス キミはジャーニーの君主に仕える魔法師である。 ある日、キミはマゼンダと名乗る魔法師からタクト通信を受ける。彼女が言うには近日中にノーツァルに投影体に関する調査を行うため同行するように頼まれる。 彼女が言うにはキミの歌唱技術が重要らしい。 マゼンダ 関係:任意 推奨感情 メイン:任意 サブ:任意 キミが学生の時には変人・奇人の類としてエーラムでは有名な人物だった。様々な事件をあらかじめ分かっていたように対処するので時空魔法の使い手ではないかと噂されていたが、実際は不明。 またタクトを使って魔法を使っている姿を見たことがない、独自の魔法を使うなどの噂を聞いたこともある。 赤と青くん用ハンドアウト 推奨クラスなし キミはエーラムの魔法師もしくはエーラムから依頼を受けることがある傭兵である(エーラムもしくは因縁NPCとつながりがあれば何でも構わない)。 キミは【マゼンダ】という名の魔法師から護衛の依頼をされる。 どうやら、バルレア半島のノーツァルという都市に調査に向かわねばならないらしい。 マゼンダ 関係:依頼人 推奨感情:メイン:なし サブ:なし 今回の依頼人。家門を持たない珍しいメイジである。 彼女の口ぶりからノーツァルという都市に危険な投影体が出現することが分かっているらしくそのためキミを護衛として連れていくもしくは調査の助手として連れていくようだ SBTくん用ハンドアウト クラスは投影体(神格) キミはアトラタンに投影された天気を操ることができる自称一般人(データ的には投影体:神)である。 キミはノーツァルという都市がダンボールで溢れており、それを布教している投影体がいるという噂を耳にした。その投影体が自身の姉ではないかと考えたキミはノーツァルに向かうのだが、その途上強烈なプレッシャーを放つ投影体と遭遇してしまう。 キング 関係:敵対者? 推奨感情 メイン:任意 サブ:任意 ノーツァルに向かう途上で遭遇した投影体。自身のことをキングだと自称している。 キミにノ―チェという名のヴァイオリン奏者の居所を教えろと命令してきた。しかし、キミはノ―チェという名の人物に心当たりはない。
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295 俺の妹がこんなとびっきりに変態なわけがない sage 2010/05/21(金) 21 19 44 ID 38TWQsbR 三人で作った特製ふわふわハンバーグ(真帆奈はお皿を並べただけ)を歓談しながら完 食し、俺達は食後にアールグレイを楽しんでいた。 「おにーさんって、本当にお料理上手ですよね。毎日こんなに美味しいご飯が食べられる 真帆奈が羨ましいです」 「エヘヘ、いいでしょー。しかも隠し味には、真帆奈へのお兄ちゃんの愛情がたーっぷり と入ってるんだよ」 そんな得たいの知れない物を入れたつもりはない。 「べつにたいしたことないよ。麗ちゃんの方が、俺なんかより料理は上手いと思うよ」 玉葱を素早く微塵切りにして手際よく炒めていく手捌きや、熟練した技術が必要な肉の 焼き方など、麗ちゃんの腕前はいつもながら見事なものだった。 つーか麗ちゃん、また腕を上げたな。 「そんなことないですよ。あんな美味しいハンバーグ、私一人では絶対に作れませんよ」 「いやいや、ちょっとしたレシピの問題だから。麗ちゃんの料理の腕だったら、もっと美 味しいハンバーグが作れるよ。もういつでもお嫁にいけるレベルだと思うよ」 「あらっ、本当ですか。ふふっ、だったらおにーさんがお嫁に貰ってくれますか?」 中学生とは思えない艶っぽい声色で、麗ちゃんが爆弾発言。 ブブーと紅茶を吹き出す真帆奈。 「いいよ。麗ちゃんがお嫁に来てくれるんだったら大歓迎だよ。うちには一人だけうるさ いのがいるけど気にしないでね」 「ふふっ、これで真帆奈は私の妹になるのね」 「ならないもんならないもん! 真帆奈はお兄ちゃんだけの妹なんだからー! お兄ちゃ ん、大切な妹の目の前で麗ちゃんを誘惑するのはいい加減にやめて!」 お約束どおり、ガーと真帆奈が噛み付いてくる。 そんなんだからいいようにからかわれるんだよ。 「ごめんね、真帆奈。私とおにーさんは、もう将来を誓い合っちゃったから……」 「しょ、将来を誓い合った!? 真帆奈という可愛い妹がありながら、な、なんてこと を!? そんな犯罪的なことは、お天道様許しても真帆奈はぜーったいに許さないんだ よ!」 「お前は今までなに聞いてたんだよ。そんなもんしてるわけないだろ」 「えっ!? そ、そうなの?」 「ふふっ、ごめんね真帆奈」 「うー、なんでそんなにいじわるなことばっかりするの!」 「なんでもかんでも信じるお前が悪い」 砂糖をたっぷりと入れたアールグレイを啜った。 心地よい爽やかな香りと、気品溢れる芳醇な甘さが口内で拡がった。 「あっ、そういえば五月会のことなんだけど、二人はどこか行きたいところある?」 「もう五月なんですね。今年もみんなで行くんですか?」 「雫と光は大丈夫って言ってたよ。麗ちゃんも行けるんだろ?」 「もちろん大丈夫ですよ。おにーさんの行くところだったら、私はどこへでもお供します よ」 時々この娘がどこまで本気なのかわからなくなるよな。 「真帆奈はどこか行きたいところないのか?」 「うー……」 真帆奈はプクーっと頬を膨らませ、拗ねてる真っ最中だった。 「おーい、真帆奈さーん、聞いてるー?」 膨らんだホッペをつんつんと突つきながら聞いてみる。 「うー……」 子猫が唸る。 アレをやってくれないと絶対に機嫌を直さないぞ、という固い意思表示だった。 しょうがない奴だな……。 296 俺の妹がこんなとびっきりに変態なわけがない sage 2010/05/21(金) 21 20 35 ID 38TWQsbR 真帆奈の頭をナデナデしてやった。柔らかい黒髪は、本物の絹のようにすべすべで優し い手触りだった。 「エヘヘ……」 途端に真帆奈の顔が破顔した。 もう機嫌が直った。山の天気のような奴だな。 麗ちゃんは、そんな光景を母性溢れる眼差しで見詰めていた。 「真帆奈はねー。うーん、お兄ちゃんと一緒ならどこでもいいや」 もっと自主性を持って貰いたいんだけどな。最近の子供は、まったく……。 「去年はどこに行ったんだったかな? えーっと、確か……」 「遊園地に行ったんじゃなかったんですか?」 「そうだよー。お兄ちゃんと一緒にお化け屋敷に入ったの真帆奈覚えてるもん」 「ああ、そうだったな。それだったら今年は……いっそのこと温泉にでも行ってみよう か? なんだったら一泊してもいいし」 「温泉いいですね。私、みんなと一緒に行ってみたいです」 「真帆奈も温泉行きた~い。それでねー、お兄ちゃんと一緒に温泉入って身体の洗いっこ するの。お兄ちゃんったら、最近ぜんぜん真帆奈と一緒にお風呂に入ってくれないんだも ん。昔は毎日一緒に入ってたのにー」 「私も一緒に入ってましたよね、オ、フ、ロ」 「それって子供の頃の話でしょ!」 まだ真帆奈と麗ちゃんが小学生だった頃の話だ。麗ちゃんは、その頃からすでに今の真 帆奈くらいの胸の大きさだったんだけどな……。流石にこれはマズイと思ったよ。 「でもでも、恥ずかしがるお兄ちゃんも可愛いよ。温泉行ったら真帆奈がお兄ちゃんの身 体を隅々まで洗ってあげるね。エヘヘ……」 「……」 あんまり深く考えずに適当に言ってみただけだったんだが、二人の食い付きはかなりい いようだ。 「じゃあ雫に話しとくよ。でも、あの二人は一泊するの大丈夫かな?」 「雫さんも光君も部活頑張ってますからね」 「雫ちゃんと光ちゃんが泊まるのだめだったら、私達三人だけで泊まればいいよ」 児玉姉弟は日帰りか……、それはちょっと可愛そうな話だな。よしっ、後で雫にメール でもしとくかな。 「あらっ、もうこんな時間。私そろそろ帰りますね」 ストレートのアールグレイを飲みきった麗ちゃんは、悠然と立ち上がった。 「えー、麗ちゃんもう帰っちゃうの」 「うん。また遊びに来るからね」 なんだかんだでこの二人、本物の姉妹みたいに仲いいよな。いいコンビだ。麗ちゃんみ たいなしっかりした娘が、見かけ意外はパッパラパーの妹のそばにいてくれるのは、正直 兄としては大変にありがたい。 「家まで送ろうか?」 「ふふっ、すぐそこなんですから大丈夫ですよ」 麗ちゃんの家は、ここから歩いて三分もかからない。 「そっか、じゃあ気を付けて帰ってね」 「はい。今日は本当にご馳走様でした」 「麗ちゃん、またねー」 俺と真帆奈は、玄関まで麗ちゃんをお見送りする。 で、また一悶着が……。 「こんなに素敵な夕飯をご馳走になったんだから、おにーさんにはなにかお礼をしないと いけませんね」 「えっ、そんなのべつにいいよ」 「いーえ、それでは私の気が済みません」 297 俺の妹がこんなとびっきりに変態なわけがない sage 2010/05/21(金) 21 21 25 ID 38TWQsbR 人差し指を唇に当て、なにかよからぬ悪巧みの麗ちゃん。 もの凄く嫌な予感がするな。 「そうだ」 麗ちゃんが、ちょいちょいと手招きしてくる はっきり言って聞きたくないな。 「今度、真帆奈に内緒で私の胸を触り放題にしますね。おにーさんなら特別に直でもしい いですよ。ふふっ」 やっぱりな……。 「麗ちゃん、だめだよー! 真帆奈に内緒でお兄ちゃんにそんなことさせたら、ぜーった いにだめなんだからね!」 「あらっ、それなら内緒じゃなければいいのかしら?」 「内緒じゃなくてもだめなの! お兄ちゃんは、真帆奈のおっぱいだけで滾った欲望を満 足させてるんだからー!」 「あらっ、そうだったんですかおにーさん。それは残念です。ふふっ」 もうどうにでもして頂戴。 「はいはい。麗ちゃん、早く帰らないと遅くなるよ」 「それではおじゃましました。真帆奈も、またね」 ペコリと頭を下げた麗ちゃんは、先が尖った尻尾をフリフリしながらご機嫌に帰った。 「うー!」 で、うちの妹様は大変にご機嫌ナナメの様子だ。 「なに?」 「前々からずーっと思ってたんだけど、お兄ちゃんと麗ちゃんって、仲がよすぎるって真 帆奈は思うの……」 ぶーたれながら真帆奈が言った。 仲がいいというか、あれは遊ばれてるって感じだけどな。高校生を簡単に手玉に取ると は、末恐ろしい娘だ。 「そうかなー、普通じゃないの?」 「普通じゃないよー! 真帆奈よりも麗ちゃんの方がホントの妹みたいだったもん!」 麗ちゃんみたいな妹がいたら、お前とはべつの意味で大変だな。 「なにが言いたいのかよくわからんけど、妹はお前だけで十分だよ」 「ええっ!! そ、それは本気で言ってるの、お兄ちゃん!?」 「嘘ついても仕方ないだろ」 「ホントに妹は真帆奈だけでいんだよね! ぜーったいに他所で真帆奈以外の妹を作った りしないよね!」 どうやって俺が他所で妹を作るんだよ! そんなことは親父とお袋に言ってくれよ! 「作らねーよ! つーか、なんでお前はそんなに妹にこだわるんだよ」 「そ~れ~は~、お兄ちゃんと妹の関係は、絶対不可侵の神聖な関係だからなんだよ」 さっぱり意味がわからん。もう付き合いきれんよ。さて、風呂でも沸かそうかな。 「あー! せっかく真帆奈がいいこと言ってるのに、なんで無視して行っちゃうの!」 「馬鹿なことばっかり言ってないで、風呂沸いたら先に入れよ」 「うー!」 真帆奈の子猫のような唸り声を後にして、俺はバスルームへと向かった。 風呂を沸かして夕飯の後片付けをしたら、俺のささやかなプライベートタイムが始まる。 いちいち学校であったことを報告してくる真帆奈は風呂に入ったので、暫くの間は静かだ ろう。この時間を有意義に使うことにしよう。 自分の部屋に行きパソコンを起動。鞄の中から今朝入手したDVDを取り出した。 別に疚しいことをするつもりなんかないんだからね! ただ折角黒木にコピーして貰っ たんだから、中身ぐらいはちゃんと確認しとかないと悪いしな。おっと、ちなみにゲーム やアニメを勝手にコピーして人に渡したりするのはいけないことだから、よい子のみんな は絶対に真似しちゃ駄目だぜ。キリッ。 298 俺の妹がこんなとびっきりに変態なわけがない sage 2010/05/21(金) 21 21 52 ID 38TWQsbR 全部エロゲーだったので、とりあえず全部インストールしといた。 エロゲーといっても雫みたいに馬鹿にするなよ。一般のゲームと比較しても遜色ない作 品だってかなり沢山あるのだ。まだまだ世間からは偏見が強かったりするので、市民権を 得るのは難しいだろうがな。それに、アグ○スから目の敵にされても文句が言えないよう な作品があったりするもまた事実。エロゲーとは、横に狭くて果てしなく奥が深いものな のである。 ちなみに黒木の守備範囲はことの他広い。つーか広すぎる。一人で内野と外野を守り、 投手と捕手とバッターまで兼任しているようなもんだ。萌え、泣き、笑い、陵辱、触手、 ロリ、妹、姉、熟女、寝取られ……、とあらゆるジャンルの属性を装備している。 俺なんか黒木と比べたら、まだまだファームで素振りをやってるひよっ子みたいなもの だろう。特に妹物だけは、どうしても身体が受け付けないしな。つーか、実際に妹がいた ら普通はNGだろ。更なる高みを目指し、自ら己の変態を日夜練磨する黒木には本当に頭 が下がるよ。 とりあえずゲームを起動させてみた。 「ジブリール4か……」 最近発売されたばっかりの新作ゲームだった。 これって絵は随分とおしゃれだったりするんだけど、中身は陵辱とか触手がメインなん だよね。俺はあんまりその手のジャンルが好きではないのだ。妹物ほど受け付けないわけ ではないのだが、好んでやりたいとも思えない。が、ゲームを親切でコピーしてくれた友 人は決まって次の日に、 「どうだった、おもしろかったか?」 と、子供のように純真な顔で感想を聞いてくるお約束があるので、そこでわざわざコ ピーして貰っておいて、 「いや、まだ全然やってないんだよ」 と、答えるのも大変に心苦しかったりする。 であるからして、ある程度は感想が言えるくらいゲームを進めておく必要があるのだ。 するのが嫌でもな。小市民とは、細かい気を使う哀れな生き物なのだ。 で、暫くゲームを進めてみる。 「しかし、なんだかんだ言っても、やっぱり絵は綺麗だよな……」 ゲームの内容に関しては、ググればいいのでいちいち説明はしないが、これは食後のデ ザートとして十分に使えそうだぞ……、というのが率直な感想だった。どっかのベースを 弾いてそうな黒髪ロングもいるし、普通のエッチシーンもいくつかあるようだ。俺の下半 身のもう一つの人格が、ムクムクと鎌首を擡げようとしていたその時であった。 そんな切ない事情を見透かしているかのように、携帯電話がニャーと鳴いた。 メール着信。 麗ちゃんからだった。 『今日は本当にありがとうございました。これは私からのささやかな感謝の印です。もし もこれで満足できなかった場合は、メールください?』 送付されていた画像を開けたら吃驚仰天。 「ぶーーっ!! 麗ちゃん、な、なんのつもりなのこれは!!」 おそらく脱衣所の鏡に向かって写真を撮ったのであろう。上半身がスッポンポンの麗ち ゃんが、その巨大で完熟した双子の果実を片腕だけで覆い隠し、ぱっちりと妖艶にウイン クをしている犯罪スレスレ画像だったのだ。いや、これは場合によっては完全に児童ポル ノ法違反だろう。 お風呂上がりなのだろうか、麗ちゃんのピチピチとした柔肌はほんのりと桜色に染まっ ており、髪はしっとりと濡れて色っぽく、ボヨ~ンと華奢な片腕からはみ出た下乳横乳は まさに圧巻。ムンムンのお色気が、携帯のディスプレイの向こうからでも漂ってきそうだ った。 299 俺の妹がこんなとびっきりに変態なわけがない sage 2010/05/21(金) 21 22 22 ID 38TWQsbR 「けしからん! まったく、けしからん!」 『麗ちゃん、女の子がこんなけしからん写真を男なんかに送ったら駄目だよ!』 と、ドギマギしながら説教メールを送信した。 すぐに返信が来る。 『ふふっ、おにーさんに歓んで貰えて光栄です。真帆奈には内緒ですよ?』 なんて怖い娘なの! まったく、女の子がこんなはしたないことしたら駄目なのに…… で、でも、こ、これは……エロイな。中学生がこんなにいやらしい身体をしてて本当にい いのか? つーか、もう下半身の第二人格がパオーンと大変なことになってしまったんだ けど……。 もはや、ことは一刻を争う状態。俺は黒髪ロングキャラの手ごろなシーン回想を選択す ると、自家発電に勤しむためおもむろにズボンをずり下げようとした。 その刹那、 「お兄ちゃーん、ブラッシングしてー」 と、バスタオルを頭に巻いた風呂上りの招かれざる妹が、俺のプライベートルームを急 襲してきた。 慌てて俺は脱ぎかけていたズボンを履き、エロゲーを終了させた。まさに間一髪だった。 「ま、真帆奈!! 部屋に入るときはノックしなさいって言ってるだろ!」 「あっ、ごめんなさい。エヘヘ……」 まったく反省の色なし。 危うく修行中の俺とニアミスするところだったんだぞ……。まったく、想像しただけで も身の毛がよだつじゃねーか。 「で、なんなの?」 「ブラッシングだよ、ブラッシングー」 真帆奈は、ドライヤーと愛用のブラシを手に持っている。 これで俺に髪を乾かせというのだ、うちの妹様は。 「そんなこともう自分でやりなよ。俺は忙しいんだから」 お兄ちゃんは、これからアリストテレスの形而上学についての論文を纏めないといけな いから、お前に構っている暇などないのだ。 「えー、なんでなんで。いつもしてくれてるのにー。急にそんなこと言われても真帆奈困 るよー」 そうなのだ。妹の髪を乾かすことまでもが、なぜか俺の仕事のようになってしまってい るのだ。 「お前ももう中学生なんだから、自分でできることは自分でしような」 「だめだよー。ブラッシングの時間は、真帆奈とお兄ちゃんがマリアナ海溝よりも深い兄 妹の絆を確かめ合うとっても大切な時間なんだよー」 「俺にとっては全然大切な時間じゃないよ」 むしろかなりめんどくさい。 「なんでそんなこと言うのー! お兄ちゃんは、真帆奈のことを愛してないのー!」 ワーワーと地団太を踏む真帆奈。 しかし、うるさい奴だな……。 「わかったわかった……もうやるよ。ほらっ、そこに座りな」 あんまり甘やかすのもこいつのためにならないんだろうが、俺がやらないとちゃんとド ライヤーを使って乾かさない可能性もあるしな。 女の子の髪の毛は、非常にデリケートなのだ。濡れたまま状態ので放っておくと、キ ューテクルが破損してすぐに痛んでしまう。特に真帆奈のように柔らかな髪質は、毎日の ケアが肝心なのである。 「やったー。だからお兄ちゃん好きー」 真帆奈は頭に巻いたタオルをはずし、クッションの上にペタンと女の子座りした。華奢 な背中が濡れた黒髪に覆い隠された。濡れた髪をブラシで梳くと髪が痛むので、まずはド ライヤーで乾かすことにする。真帆奈は鼻歌交じりにご機嫌なご様子。ドライヤーのスイ ッチオン。手早くやってしまいますかね。 300 俺の妹がこんなとびっきりに変態なわけがない sage 2010/05/21(金) 21 22 53 ID 38TWQsbR まぁなんだかんだ言っても、それほど真帆奈の髪を乾かすのは嫌ってわけでもないんだ けどね。これでこいつの髪が綺麗になるんだったら、なにも文句は言わないよ。よく訓練 された黒髪ロンガーとしては、痛んだ黒髪を見るほど心が痛むことはないのだ。 「お前、髪伸びたよな」 「これはね~、お兄ちゃんのために伸ばしてるんだよ」 「えっ、そうなのか……」 「そうだよ~。お兄ちゃんが髪が長い女の子が好きって言ったから、真帆奈はそれから ずーっと髪を伸ばしてるんだよ」 そんなこと真帆奈に言ったかな……。 「まぁ、伸ばすのはべつにいいんだけど、毎日きちんと手入れしないと綺麗な髪にはなら ないんだぞ」 「それはお兄ちゃんがちゃんとやってくれるから、真帆奈は安心だね」 「あのなー、俺だっていつまでもお前の面倒は見れないんだから、お前がお嫁に行ったら 自分でなんでもしないといけないんだぞ」 「真帆奈はずっとお兄ちゃんのそばにいるから平気だよー」 当たり前のようにおっしゃりやがる真帆奈。 つーか、こいつ本当に告白とかされてんのかな? まぁ確かに兄の目から見ても、見た 目はいいと思うよ。ちょっと子供っぽいけどな。でも、後二、三年もすれば、あの東郷さ んと正面から張り合えるくらいになるかもしれないな。中身の方はいつまでたっても成長 しそうにないけど……。 「お前さー、学校で告白されてるんだってな?」 「えええぇぇーっ!! ななな、なんでお兄ちゃんがそんなこと知ってるの!?」 予想外の驚き方だった。 「なんでって……聞いたから……」 「ま、まさか、麗ちゃんから!? うー、お兄ちゃんには絶対に言わないでって口止めし といたのにー!」 「いや、麗ちゃんから聞いたんじゃないよ。風邪の噂でちょっと耳にしたんだよ」 べつに深い意味はないが、あえて雫から聞いたとは言わないことにした。 「べ、べつにお兄ちゃんに隠しごとしてたわけじゃないんだよ! みんな断ってるんだし、 いちいちお兄ちゃんに報告する必要ないって思ってただけなんだよ! 本当だよ!」 「なんだ、断ってるのか?」 ちょっとだけ、ほっとした俺がいた。ほんのちょっとだけなんだからね! だいたいみ んなって……いったい何人から告白されてんだよ。 「当たり前だよー! 真帆奈がお兄ちゃん以外の男の人と付き合うわけないもん!」 「いやいや、兄妹は付き合えませんから」 「うー、またそんないじわるなこと言うし……」 まったくの正論だと思うんだけどな。 「……お兄ちゃんは、真帆奈がお兄ちゃん意外の男の人と付き合ってもいいって思ってる の……?」 「そりゃー、いずれはお前にも好きな人ができるだろうし、そうなれば付き合うことにだ ってなるだろ」 「いずれのことなんか聞いてないの! 今お兄ちゃんがどう思ってるのか真帆奈は知りた いんだよー!」 俺がどう思ってるかね……。まぁぶっちゃけ、こいつが恋人を作るのはまだまだ早いと 思うよ。べつに俺が寂しいとかそんなレベルの話じゃなくてだな。もう少し落ち着いてか らにして貰いたいってのが俺の本音だな。でないと心配で胃に穴が開いちゃうよ。 「そういうことに興味がある年頃だとは思うけど、べつに無理して付き合う必要はないん じゃないかな。まぁ、お前もそう思って断ってるんだろうけどな」 「……お、お兄ちゃん……真帆奈は感激してるよ!!」 301 俺の妹がこんなとびっきりに変態なわけがない sage 2010/05/21(金) 21 23 37 ID 38TWQsbR えっ? そんな興奮するようなこと言ったかな? 「な、なにが?」 「『お前は俺の女なんだから、他の男と付き合うなんて絶対に許さねーぞ!!』ってお兄 ちゃんは言いたいんだよね!」 「そんなこと言ってないよ! だいたいなんなのそのキャラ設定は! 俺ってそんなこと いうキャラじゃないじゃん!」 真帆奈は俺の言葉を自分に都合よく解釈する癖があるので時々困る。 「安心してお兄ちゃん、真帆奈はお兄ちゃん一筋なんだからね! 真帆奈の身体を自由に していいのはお兄ちゃんだけなんだよ!」 しかも全然聞いてないし! 「はいはい、もう馬鹿なことはいいから」 「バカなことじゃないのにー」 そんな一銭の得にもならない話をしながらも、俺は真帆奈の髪にドライヤーを当て続け ていた。これだけ長いと乾かすだけでも結構な労力なのだ。 「だいたい乾いたんじゃないかなー?」 照明に照らされた真帆奈の黒髪は、まるで鮮やかに光り輝く黒曜石のようだ。その黒曜 にブラシを入れて優しく梳いていくと、シャランと硝子のような音色が耳朶を掠めるよう な錯覚を覚えた。 「うにゃ~、これ気持ちいい~。し~あ~わ~せ~」 ほにゃー、といった感じで、真帆奈は全身を弛緩させた。 妹様に歓んで貰えて兄も幸せだよ。決して皮肉ではないよ。達観しているだけだから。 「ね~、お兄ちゃん~」 「んー?」 「お兄ちゃんは、おかしな女の子から言い寄られたりしてないよね?」 おかしな女の子がどんな女の子なのか、皆目見当がつかないよ。 「生憎そんな幸運に巡り合ったことは、生まれてから一度もないな」 いったいこの兄妹格差はなに? まさに格差社会の縮図がここに存在するな。 「ほんと~?」 「嘘なんか言っても仕方ないだろ」 「ふふっ、よかったー。女の子にはくれぐれ気を付けないとだめだよ。お兄ちゃんに言い 寄ってくる女の子は、後で必ず壺とかお墓とか買わせたりするんだからね」 「俺には詐欺師しか言い寄ってこないのかよ!」 「それから睡眠薬を無理矢理に飲まされて、その後、練炭で……うー、これ以上は真帆奈 は怖くて言えないよ!」 「殺されちゃうのかよ!」 「だ~か~ら~、真帆奈意外の女の子はみんな敵だって思わないとだめなんだよ。わかっ た、お兄ちゃん」 「なんでお前は俺がブルーになることばっかり言うんだよ!」 「真帆奈はお兄ちゃんのためを思って忠告してあげてるだけなんだよ」 どう考えてもいやがらせにしか思えん。 「もういいよ……。つーか終わったぞ」 こんな酷い仕打ちを受けながらも、妹の髪を綺麗にブラッシングし終えた。 偉い兄だろ。 「えー、もう終わり?」 「そうだよ」 「うー」 「そんな物欲しそうな目をしたって、もうやんないからね」 「わかった……。お兄ちゃんのブラッシングが気持ちよすぎて、真帆奈なんだか眠たくな っちゃったよ……」 「そっか、じゃぁ部屋に戻ってさっさと寝なさい」 302 俺の妹がこんなとびっきりに変態なわけがない sage 2010/05/21(金) 21 24 20 ID 38TWQsbR お兄ちゃんには、これから荒修行が待ってるんだからな。 「うん、そうする……」 これで漸く先程のプライベートタイムの続きかと思いきや、なんとこのお嬢様は、俺の ベットの中に潜り込みやがった。 「……」 「うにゃ~、お兄ちゃんの匂いだ~……いい匂い~……。お兄ちゃ~ん……早く来て… …」 俺は、猫のように真帆奈の首根っこを捕まえると、ポイッと部屋の外へ放り出した。そ して素早くドアを閉め、不審者が中に入ってこれないようにドアを押さえた。 「うー、なんでこんなひどいことするのー! 真帆奈をこんなにも甘い言葉でその気にさ せておいて、こんなのやるやる詐欺だよー! おにー! あくまー! ひとでなしー!」 意味不明なことをワーワーと喚きながら、ガチャガチャとドアノブを回す真帆奈。 去れ!! 暫くの間真帆奈は、一人虚しくドアと格闘していたが、漸く俺の気迫が通じたのか、 「うー!!」 と、いつもの捨て呻き声を残して自分の部屋へとすごすごと帰った。 はぁ……、なんかやることやる前に疲れちゃったな。俺も風呂に入って寝ることにしよ う……。 そんなこんなで本日も平和な一日が終わりを告げた。 おおむね乃木家の日常は、いつもこんな感じだったりする。 日常にスリルとサスペンスなんていらないよね。 やっぱり平凡が一番。 どうか明日も平和で平凡な一日になりますように。 主婦の朝は早い。 学校が休みだからといっても、兄は妹様のように暢気にいつまでも寝ていられるわけで はないのだ。 溜まった洗濯物を洗わないといけないし、家の掃除や日常用品の買出しもしなければな らない。散らかすだけ散らかして後片付けをしない人間が約一名いるので、俺が働かなけ ればこの家はあっという間に廃墟になってしまうだろう。 さいわい昨日に続いて本日も快晴なので、洗濯物がよく乾いて大変に気持ちいい。トイ レ掃除をしながらそんなささやかな小市民の幸せに浸っていると、ぐーと腹時計が鳴った。 携帯電話で時間を確かめてみると、そろそろ正午になりそうな頃合。働いていると時間が たつのが早く感じる。そろそろ真帆奈が冬眠から目覚める頃なので、昼食の準備に取り掛 ろうとしたところで、 ピンポーン。 と、インターホンが鳴った。 玄関に出ると佐川急便だった。青と白の縞々佐川ルックのやたらと元気な若い運転手か ら宅配物を受け取った。アマゾンからだった。真帆奈宛になっている。最近よく真帆奈宛 に荷物が届くのだ。いったいなにを買っているのか気にはなるのだが、兄妹とはいえプラ イバシーがあるので中身を確かめるわけにもいかず、真帆奈が起きて来たら渡そうと宅配 物をキッチンのテーブルの上に放置した。 この真帆奈宛の一つの宅配物が、後に俺達兄妹の運命を変えてしまうような重大な事件 の発端となるなんて、この時の俺は、まったく想像すらしていなかった――。
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78 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg [sage] 投稿日: 2006/09/05(火) 22 41 03 商店街までやってきた。 何故真っ先にここへ来たのかというと、以前、氷室がここを散策していたのを思い出したからだ。 もしかしたら再びここへ来ているかもしれない、という期待をかけてみたのだが……。 「……居ない」 商店街の通りには、氷室の姿は無かった。 「いや、もしかしたら店の中にいるかも……」 そう思い直すと、この時間から開いている喫茶店や小物屋をしらみつぶしに覗いて行く。 ……居ない。……居ない。……居ない。 「くそっ……!」 地道な作業への苛立ちから、思わず荒げた声が出てしまう。 衝動的に、ショーウィンドウを殴りつけたくなる。 「士郎? こんなところで何をしているのですか」 そのとき、俺の後ろから聞きなれた声で呼びかけられた。 「……ライダー?」 振り向くと、そこにはライダーが居た。 いつもの黒無地の服に、エプロンをつけている。 「ライダー、朝からバイトか?」 「はい。今日は急用で人手が足りない、とのことでして。 ……それより、士郎のほうは何故ここに? 学校はどうしたのですか?」 う。 学校はどうしたのか、と問われると、サボタージュしました、としか言えないのであった。 ……いや、待てよ? ライダーは朝からここで働いていたと言う。 ならば、その間に氷室を見ていたかもしれない。 もしそうなら、俺も言い訳をしている場合じゃない。 正直に答えて、ライダーに教えてもらおう。 「ライダー。氷室って知ってるか? 遠坂のクラスメイトなんだけど」 「ええ。以前、一度お会いしたことが。 その節はお世話になりました」 「そっか。実はさ、その氷室が学校に来てないらしいんだ。 家にも連絡がつかないって言うから、心配で」 「……厄介ごとですか?」 ライダーの目が光る。 厄介ごと、と聞いて神秘がらみだと思ったのだろう。 ……確かに、発端は神秘がらみだったが、今は違う。 「いや、ライダーの考えてるような危険なことじゃない。 氷室、多分いま悩んでてさ。 ……実は、俺、氷室に謝らなくちゃいけないことがあるんだ」 「…………ほう」 あれ? 俺の言葉の途中から、ライダーの目が鋭いものから半眼へ。 なんだろう、その『これ以上はどうかと思いますが』とでも言いたそうな瞳は。 「え、うん、そう、だけど?」 「そうですか。……ですが、残念ながら私は見ていません。 先ほどまで外の掃除をしていましたが、生憎それらしい姿は」 「……そっか」 「それに、もし悩み事があるとして。 それを考えるために外出したとするならば、静かな場所で考えるものではないでしょうか」 ライダーの言うことはもっともだ。 午前中とはいえ、平日の商店街にはそれなりに活気がある。 考え事には向かないだろう。 「……そうだな。サンキュ、ライダー」 「いえ。早く見つけてあげてくださいね」 ライダーに礼を言うと、踵を返して商店街を後にした。 79 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg [sage] 投稿日: 2006/09/05(火) 22 42 18 ……ライダーと会話したことで、頭に上っていた血が少し下がった。 闇雲に探しても仕方が無い。 手がかりは少ないが、それでも理によって行動するべきだ。 まずは落ち着いて考えろ。 今は大体午前十時。 移動時間も含めると、一つの場所を探すには、最低でも1時間は欲しい。 しかも、それは深山町の中ならばの話だ。 深山から新都へ移動しようとすれば、あわせて2時間は必要だろう。 つまり、何度も行ったり来たりして探すのは効率が悪いということになる。 あと、考え難いが、郊外の森へ向かうとするなら、行き来で3時間はかかる。 新都から向かえば4時間になる計算だ。 ……無駄に歩き回ることは避けたい。 次の移動場所を良く考えなければ。 『選択肢が移動時間ごとに分類されました』 《1時間》 α:衛宮邸付近を捜す。 β:学園付近を捜す。 γ:商店街付近を捜す。 δ:間桐邸・遠坂邸付近を捜す。 ε:柳洞寺付近を捜す。 ζ:未遠川の公園付近を捜す。 《2時間》 η:港付近を捜す。 θ:駅前付近を捜す。 ι:教会付近を捜す。 κ:幽霊洋館付近を捜す。 《3時間》 λ:郊外の森を捜す。 投票結果 α 1 β 0 γ 1 δ 0 ε 1 ζ 5 決定 η 2 θ 0 ι 4 κ 0 λ 0
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モンスター/ドスジャギィ ドスジャギィ=ドスジャーキー -- ; 行動範囲が、かなり広いようです -- 体験版ではジャギイ達と一緒にアプトノスを襲っていたように見えました -- 「オッオッオッ」って感じで鳴くと、ジャギィが来る。(2匹)で、遠吠えっぽいのだと来たジャギィがハンターに攻撃をし始める。 -- ドスランポス系だと思ってたけど、瀕死になったら足ひきずってた -- 落し物で竜のナミダ、ジャギィの鱗を体験版にて確認 -- 単発で鳴いたときは救援、遠吠えだと援軍みたいですね --
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151 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/08/27(木) 03 10 26.22 ID 5mwJl2nKO 桜高少女 これまでのあらすじ アリと呼ばれる改造人間が桜高に現れる 唯は律、澪、紬にしか倒せないという改造人間と戦う決意を固めた ところであずにゃんはというと… 154 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/08/27(木) 03 16 18.56 ID 5mwJl2nKO 梓「先輩おはようございます!」 唯「おはようあずにゃ~ん」 梓「あ、こないだはありがとうございました!なんか変質者が校内に入り込んでいたんですね…」 唯「そっそーなの!ホント怖かったよね!」 梓「はい…先輩が警察を呼んでくれなかったら…」 唯「でもホントに無事でよかったよ」 梓「それじゃあ私はこっちなんで…また放課後部活でー!」 唯「ばいばーい!…ふぅ…あずにゃんには不思議な力がないから教えられないんだよね…」 唯「うん!私があずにゃんを守らなくちゃね!」 155 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/08/27(木) 03 26 32.69 ID 5mwJl2nKO 放課後 律「じゃー部活はこの辺でお開きなー」 梓「まだほとんど練習してないじゃないですか!」 澪「まあまあ梓…ライブも特にないしさ…」 梓「澪先輩まで…うぅ…わかりました…」 紬「ごめんね梓ちゃん…明日はちゃんと練習するから…」 梓「はい…お先に失礼します…」 ガチャン… 唯「あずにゃん…」 律「梓には悪いけどさ…今のウチらは桜高を守る役目のが大事だからな…」 さわ子「そうよみんな。あなたたちがいなくなったら桜高は…」 紬「わかっています…だからこそ一刻も早く敵の正体を掴まないと…」 157 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/08/27(木) 03 33 37.04 ID 5mwJl2nKO さわ子「それじゃあ唯ちゃんとりっちゃんは訓練ね!」 唯「え?訓練?」 澪「唯、ただがむしゃらに戦えばいいって話じゃないんだ」 律「そうだぞ!武器は使いこなさなくちゃな!」 訓練中の二人 律「唯!そんなへなちょこ攻撃じゃアリには当たらないぜー!」 唯「うぅ…せっかくりっちゃんからもらったのに…この剣大きいから使いにくいよぉ…」 律「我慢しろ。それがお前の魂に反応したんだからさ。」 唯「魂?そういえば前も言ってたよね」 律「ん?そういや話してなかったっけ?良い機会だし武器のことを教えてあげよう!」 唯「よろしくお願いしますりっちゃん先生!」 160 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/08/27(木) 03 45 07.68 ID 5mwJl2nKO 律「この武器はアリと同じ地球外物質で造られた武器…てのは知ってるよな?」 唯「知ってるであります!」 律「よろしい!でなー、まあ金属みたいな物質だから人間にも加工ができて色んな形の武器を造ったわけ!ピストルとか刀とか…」 唯「ふむふむ…」 律「とーころがだぁ!この武器たちはそれぞれ特定の人間にしか反応しないんだよ!」 唯「つまりー…私がりっちゃんの短剣を持っても切れないってこと?」 律「グッド!その通り!」 161 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/08/27(木) 03 51 51.43 ID 5mwJl2nKO 唯「そっかー…じゃあこの剣は私にか使えないんだ」 律「そうだぞー!しかも使い手が気持ちを込めれば込めるほど威力が出るんだ!」 唯「ほえー。自分専用…楽器と同じだね!」 律「まーなっ!ほら、楽器弾くときはその音に気持ちをのせるだろ?アレだよアレ!」 唯「うん!わかった!私つるたんを大切にするよ!」 律「さっそく名前を付けたんかい…は!唯!出たぞ!」 唯「そっか!りっちゃんはレーダーみたいな力もあるんだっけ!」 律「二人にも連絡だ!」 唯「うん!」 162 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/08/27(木) 03 58 38.67 ID 5mwJl2nKO 現れるアリの群… バキッ!ステッキでアリを粉砕する澪 バシバシ!そして鞭で周囲のアリを一掃する紬 澪「今日はやけに数が多くないか?」 紬「そうね」 アリ「フシャーー!」 紬「はっ!」バチィ! 澪「律たち…大丈夫かな…」 紬「りっちゃんがついていれば平気よ!」 165 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/08/27(木) 04 06 25.82 ID 5mwJl2nKO 一方音楽室 梓「忘れ物しちゃいました…あれ…先輩たちの鞄だ…まだ帰ってないのかな…」 アリ「ひえぇぇふぉぉ!」 梓「きゃああ!変態がまた出た!!」 アリ「ふぇぉぇぉぇぉ!」 梓「きゃあ!頭が…割れるように痛い…」 アリの念力で梓は気絶した アリ「けっけっけ…」 アリは梓に馬乗り胸元へ ビシュュー! アリ「ギニャャャーーーァァァッ!」煙となり消滅するアリ さわ子「ったく…ウチの部員に出だしはさせないわよ…」 167 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/08/27(木) 04 11 56.36 ID 5mwJl2nKO 教室 律「おらぁ!」 ザクザク! 夫婦剣により切り裂かれるアリ 律「くそ…今までで一番多いな…」 唯「アリさんたちも左右から挟み撃ちしてきたり…うわ!」 律「あぶない唯!」 ザシュ! 間一髪アリを斬り伏せる律 律「賢くなってるぜ…もしかしたら…あ!」 唯「なっなにあれ!?アリさんじゃない!?」 律と唯の目の前に姿を現した新たな敵 律「やっぱり…敵が規則的だと思ったら指揮している奴がいたぜ!」 唯「じゃあ、あの尻尾さんが一番悪いの?」 律「さあな!倒せばわかるぜ!」 168 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/08/27(木) 04 14 31.44 ID 5mwJl2nKO 間合いをつめ十字に切り裂く律!しかし敵の巨大な斧に防がれそのまま吹き飛ばされてしまった 律「くそっ…武器を持ってるってだけで随分強くなったな…」 唯「りっちゃん!私たちもコンビプレーだよ!」 唯は大剣をかかげ敵に突っ込む! ?「ヒョオオオオオン!」 敵も雄叫びを上げそれを迎え撃つ! ガキィーン! 互いに振り下ろした武器がぶつかり合う! 169 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/08/27(木) 04 15 33.28 ID 5mwJl2nKO 律「ナイス唯!頭ががら空きだぜ!」 敵の頭上から夫婦剣を一閃! 律「うらぁ!!」 ザシューン!クリーンヒット! 唯「唯ストラッシュ!」 続けざま唯が必殺技を叩き込む! ?「くぱぁーー!」 敵は消え去り唯たちの勝利が確定した 律「っしゃあ!ちっとはやるようだけど私にはかなわないぜーー!」 唯「私も少しずつつるたんに慣れてきたよ!」 171 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/08/27(木) 04 17 58.63 ID 5mwJl2nKO 再び音楽室 さわ子「ふふ…やるわね唯ちゃん…」 さわ子「それにしても…アリ以外の改造人間も現れて…何が彼らを引き付けているのかしらね…」 さわ子の視線の先には傷一つない気を失った梓が… 桜高少女第三話「武器の秘密!」終わり
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,、 _,ノ/ソ _,.ィ `/ / 人 ハ .!、/ 弋 ノ_.,ノ弍 l` / /弋!ノ | . | _ ∨ !ヽ, ゞ≧ .、 人 、ii.,ヘ__ `ヾヌ く 弍 .∨ \ \ .マ | | ∧ Y.マ.`ヾ i.∧ | . ==! . | .∧. 弋_ i | .人_ ∧ | | ! | | | | | ! | | |、 `┴' ` ̄ [説明] 体長1m程の小型の恐竜型モンスター。平地や荒野、時には砂漠等にも生息する。 主に動物の屍肉等を漁るフィールドの死体掃除屋である。 が、生きている動物にも襲いかかり、冒険者達にも荷物の食料目当てで襲いかかることもある。 常に集団で行動しており、数が集まるとそれなりに厄介。 しかし、攻撃力・防御力は共に低く、1体1体冷静に対処すれば初心者冒険者でも容易く倒せるだろう。 [出現場所] デレツンドラ [拾得品] 『小竜骨』・・・小型の竜、恐竜の骨。調合、鋳造の材料となる。
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何も知らない初心者を狙い、 「狩りに行く時連絡するから」とメアド・電話番号をしつこく訊く。 相手が女だとわかるとメッセ登録し、しつこくストーキング。男だとわかると即切り。見境が全く無い。 他のキャラと話しているだけでキレる、言うことを聞かないと電話等で暴言を吐き写メ晒すぞと脅迫。 女性プレイヤーは間違っても連絡先を教えたり、メッセに登録してはいけない。現在はomintoで活動中 (現在はティア鯖をメインに活動しているとの事。こいつシャルーナじゃね?)
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【種別】劇場版 スピンオフネットムービー 【脚本】石橋大助 【脚本監修】井上敏樹 【監督】柴崎貴行 【アクション監督】宮崎剛(JAE) 【配信開始日】2008/07/25(未作成) 【視聴方法】詳細 【収録DVD】 前回 第2話 「キャッスルドランで裏バトル?!」←→次回 第4話 「カフェ・音也・ダムール」 →ネット版 裏仮面ライダーキバ 魔界城の女王 DVDは2008年12月05日発売。 【あらすじ】 カフェ・マル・ダムールの名護と恵の前に現れた天斗。 名護が3WA(ワールド・ワイド・ウィング・アソシエーション)にいたころの思い出話をする、という。 そんな天斗に顔色を変える名護。いつもクールな彼の過去には何が? 【登場人物・ゲスト出演者】 登場人物 ネット版 裏仮面ライダーキバ 魔界城の女王 名護啓介 (ファンガイアハンター、バウンティハンター) 加藤慶祐 麻生恵 (ファンガイアハンター、ファッションモデル) 柳沢なな キバットバットⅢ世 (キバット族・キバットバット家の三代目) 杉田智和(声) 白峰天斗 (仮面ライダーレイ変身する謎の男。 3WAに所属) 山本匠馬 【こぼれ話】 【関連するページ】 ネット版 裏仮面ライダーキバ 魔界城の女王 魔界城の女王 第2話 「キャッスルドランで裏バトル?!」 魔界城の女王 第4話 「カフェ・音也・ダムール」 魔界城の王 メニュー
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ジャギィを討伐しているとイビルジョーが出現するので注意 イビルジョーは2頭まで出現 巣には今までのとおりジャギィ、ジャギィノスが出現